こんにちは、浦壁伸周です。今回はドイツの名戦闘機「メッサーシュミット Bf109」について紹介していきます。

メッサーシュミット Bf109の概要

メッサーシュミット Bf109は、1936年のスペイン内乱で運用され優秀性を残したドイツを代表する戦闘機です。第二次世界大戦のナチスドイツ空軍での主力戦闘機であり、世界初の一撃離脱戦法を基軸に開発されました。製造元は、バイエルン航空機製造で1934年にBf109が開発された後、翌年には生産が開始されました。設計主任は、単発スポーツ機「Bf108」を設計したロベルト・ルッサーです。

特徴

機体の重量に比べ薄くて小さい主翼が使われており、エンジンに固定される機関砲はモーターカノンになっています。Bf109の生産数は、約30,000機を超え史上最多の生産数として多くのエースパイロットを輩出させました。操縦席が狭く、横開きのキャノピーは緊急時の脱出に相応しくないといった細かい不満はあったものの、高速性においては群を抜く評価があったと言われています。

性能

加速力・スピード・機動力・上昇力どれをとっても悪くなく、軽量な機体を活かして旋回性能を発揮するパイロットが多くいました。中速度以下のまっすぐな飛行性能は、他の戦闘機に比べても非常に優秀です。しかし、主脚の形状上安定した着陸が難しく、熟練した操縦技術が必要となります。さらに基本設計が古いため、翼内の機銃や燃料タンクの装備ができないといった欠点もあげられます。

歴史

スペイン内戦で試験的に3機が投入されてから、改良を重ね第二次世界大戦終戦まで主力戦闘機として活躍しました。スピードを持ち味に、急横転、スピン、ダイブなどの戦法によりアメリカ海軍やイギリス海軍(グラマンF4Fワイルドキャットなど)と戦ったこともあります。太平洋戦争ではグラマンが持つ瞬発力や運動性に対し、Bf109は直線速度で戦ったと言われています。

漫画、ゲームなどのメディアへの登場作品

<映画>

・メンフィス・ベル

・空軍大戦略
・タスキーギ・エアメン

<漫画>
・週末のイゼッタ

<ゲーム>
・War Thunder
・World of Warplanes
・エースコンバット インフィニティ
・艦隊これくしょん -艦これ-
・戦艦少女R

戦闘機として30,000機以上も生産されたBf109は、アメリカ軍による爆撃やバトル・オブ・ブリテンにより終戦後は飛行可能な機体は数少なくなってしまいました。現在はドイツ軍風の戦闘機として塗装し、航空ショーや映画撮影などに使われています。