こんにちは、浦壁伸周です。今回はドイツから英国を守り抜いた「スーパーマリン スピットファイア」です。

概要

外見に見合わず(楕円形の主翼など)ドイツを敵に回して「spitfire(ガミガミ女)」という名称で改良を重ねながら一線級の性能を保ちながら戦闘の第一線で活躍しました。日本の「零戦」やドイツの「メッサ―シュミット」とともに、第2次世界大戦時には大いに評価され続けた戦闘機です。

特徴

主翼(オーバル型)や尾翼が楕円形をしていて、機体全体が曲線でできているとてもきれいなフォルムが特徴です。よく言われたのが「近くで見ると貴婦人のようだ!」というスピットファイアですが、大きさはゼロ戦とほぼ同じぐらいでした。しかし、このような機体デザインは、美しさを求めたのではなく、要求された性能を満たすためのもので、ドイツ空軍の攻撃からイギリスを死守した戦闘機なのです。今でもイギリスの誇りとして「スピットファイア」の名を残しています。

性能

曲線美、細長くとがった機首、そして主翼、尾翼が楕円形というデザインを重視したと思わせる機体です。多くの改良型ができていますが、エンジンの性能としては、ロールスロイスのマーリン・エンジンがそのほとんどを占めています。その後は、グリフォン・エンジンを搭載しました。

歴史(代表的な戦歴)

1940年、バトル・オブ・ブリテン(イギリス本土防空戦)では、このスピットファイアが大活躍を見せています。その活躍ぶりは、ドイツのメッサ―シュミットを相手に互角以上の戦いを見せたことからも明らかです。その後はイギリスだけではなくヨーロッパにおいての活躍も目覚ましく、空軍の活躍の場では常に「スピットファイアーあり!」というほど名を馳せています。

1941年には、地中海、北アフリカ地域にも配備され、マルタ防衛をはじめとして護衛に、戦闘に大いに活躍しました。1942年ごろからは極東地域への配備もあって、日本陸海軍とも戦闘を交えたこともあります。

ジェット戦闘機の生産によって、戦後には生産が打ち切られましたが、その数22,000機はイギリス機としては最高を記録しています。戦後にも、艦上型として(シーファイアと呼ばれた)朝鮮半島でも現役で活躍したことも記されています。

映画、ゲームなどのメディアへの登場作品

「ダンケルク(映画)」

第二次世界大戦中のダンケルク大撤退のストーリー。空戦の描写がリアルに再現されています。

 

「War Thunder(PCゲーム)」
プレイアブル機体として、イギリスツリーの戦闘機ラインなどさまざまな種類が出てきます。